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ーリフォームのアフターサービスで後悔しないために知っておきたいポイントー

リフォームのアフターサービスとは?

リフォーム工事が終わったあとも、お客様の暮らしをしっかり支えるための仕組みが「アフターサービス」です。工事直後はきれいでも、実際に生活してみると気になる点が出てくることがあります。そのときにきちんと相談できるかどうかで、リフォームの満足度は大きく変わってきます。

工事保証と設備保証の違い

アフターサービスの中心になるのが「保証」です。一般的に、リフォームの保証には「工事保証」と「設備保証」の2つがあります。工事保証は、クロスや床、外壁や屋根など、職人の施工に関わる部分に不具合が起きた際に無償で補修してくれる仕組みです。一方、設備保証は、給湯器やコンロ、洗面台、トイレなどの機器が故障したときに対象となります。同じ「保証」という言葉でも範囲が異なるため、契約前にしっかり確認しておくことが大切です。

保証期間でチェックしておきたいこと

保証があっても、期間が短すぎると十分に活用できません。住まいの部位によって、トラブルが起こりやすいタイミングは異なります。たとえば、クロスの隙間や床鳴りなどは、季節の温度差や湿度変化で1年以内に現れやすい不具合です。外壁や防水などは、雨風や紫外線の影響を受けながら数年かけて劣化していきます。部位ごとに何年保証なのか、無償で対応してくれる範囲と、有償になる条件を事前に確認しておきましょう。

アフターサービスの具体的な内容

アフターサービスという言葉だけではイメージしにくいですが、実際には日々の暮らしのなかで役立つサポートがいくつも用意されています。契約前に内容を理解しておくと、リフォーム会社を比較するときの判断材料にもなり、安心して工事を任せやすくなります。

定期点検や無料点検の有無

信頼できるリフォーム会社ほど、完工後の定期点検に力を入れています。半年・1年・2年といったタイミングでスタッフが住まいの状態をチェックし、早めに不具合の芽を見つけることで、大きなトラブルを防げます。点検時に軽微な調整や簡単なメンテナンスを無料で行ってくれる会社もあり、長く快適な状態を保つうえで大きな安心材料になります。

不具合が起きたときの連絡窓口

設備の故障や雨漏りなど、急なトラブルが起きたときにすぐ相談できる窓口があるかどうかも重要です。電話だけでなく、メールやLINE、専用アプリなど複数の連絡手段があると、忙しい方でも連絡しやすくなります。受付時間や、夜間や休日の対応方針も確認しておくと、いざというときに慌てずに済みます。「まずは写真を送ってください」とオンラインで状況確認をしてくれる会社なら、訪問前にだいたいの費用感もつかみやすいでしょう。

メンテナンスやリフォーム履歴の管理

長く暮らす住まいでは、どこをいつリフォームしたのか、どんな部材や設備を使ったのかが分かる記録があると安心です。アフターサービスの一環として、工事履歴や図面、設備の品番などをデータで保管し、必要なときにすぐ取り出せる体制を整えている会社も増えています。将来、別の箇所をリフォームしたくなったときや、設備を交換するときにもスムーズに話が進み、余計な調査費用や時間を省くことができます。

リフォーム会社選びで注目したいポイント

同じ工事内容・同じ金額の見積もりでも、アフターサービスの中身によって「お得さ」は大きく変わります。長く安心して暮らすためには、工事価格だけで比較するのではなく、完工後の付き合い方まで含めてリフォーム会社を選ぶことが大切です。

保証内容を分かりやすく説明してくれるか

信頼できる会社は、保証内容や対象外となるケースも含めて、事前に丁寧に説明してくれます。口頭だけでなく、保証書や約款として書面で渡してくれるかどうかもチェックしましょう。「何かあったら対応します」といったあいまいな説明だけでは、いざというときにトラブルになりやすく注意が必要です。不安な点があれば、遠慮せずに質問し、納得してから契約することが後悔しないポイントです。

地域密着で長く営業しているか

アフターサービスは、数年先まで継続してもらう前提の仕組みです。地域で長く営業している会社ほど、近隣の住宅事情や気候の特徴にも詳しく、トラブルが起きやすい箇所を理解したうえで提案してくれます。また、何かあったときにもすぐ駆けつけやすく、きめ細かなフォローが期待できます。ホームページや口コミで、創業年数や施工実績、アフター対応の評判を確認しておくと安心です。

担当者との相性や相談のしやすさ

リフォームは、工事が終わったら関係が終わりではありません。住まいのちょっとした困りごとを気軽に相談できる相手がいると、日々の暮らしの安心感が違ってきます。説明が分かりやすいか、メリットだけでなくデメリットもきちんと話してくれるか、質問に対して誠実に答えてくれるかなどをチェックしてみてください。将来、別の箇所をリフォームしたくなったときにも、同じ担当者に相談できるとスムーズです。

安心してリフォーム後も暮らすためのポイント

アフターサービスを上手に活用すれば、リフォーム後の暮らしはぐっと安心で快適になります。契約前から「工事が終わったあと」のことを意識しておくことで、いざというときに慌てない準備ができます。

工事前に質問しておきたいチェックリスト

リフォーム会社と打ち合わせをするときは、次のようなポイントを事前に確認しておくと安心です。
・工事保証と設備保証の内容と期間
・定期点検の有無と回数、点検内容
・不具合が起きたときの連絡先と受付時間
・有償対応になるケースと、その際のおおよその費用
・保証書や工事記録をどのような形で保管してくれるか
これらを書き出してチェックリストにしておけば、複数社を比較するときにも違いが分かりやすくなります。

トラブルが起きたときの対応のしかた

万が一、不具合やトラブルが起きたときは、慌てずに状況をメモしたり写真を撮ったりしておきましょう。発生した日時や天候、どのようなときに症状が出るのかを記録しておくと、リフォーム会社も原因を特定しやすくなります。自己判断で分解したり補修したりしてしまうと、保証対象外になってしまう場合もあるため注意が必要です。まずは保証書を確認し、分からない点は遠慮なく相談することが大切です。

長く付き合える「住まいのパートナー」を見つける

リフォームは一度で終わりではなく、暮らしの変化に合わせて少しずつ手を入れていくものです。だからこそ、工事が終わったあとも信頼して相談できる「住まいのパートナー」と出会えるかどうかが重要になります。アフターサービスが充実している会社は、お客様との長い付き合いを前提にした提案をしてくれる傾向があります。将来を見据えて、自分たちのペースで相談していけるリフォーム会社を選び、安心して快適な住まいづくりを進めていきましょう。

2025.11.14